#4「野菜を無理に食べなくてもいい」と言ったら驚きますか?ビタミン・ミネラルはサプリに頼る勇気を持とう。

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スポーツに打ち込む選手にとって、食事はトレーニングと同じくらい重要です。

食事ではまず抑えておくべきだと思う重要な内容として

1.必要なカロリー摂取量を知る
2.必要なタンパク質摂取量を知る
3.ビタミン・ミネラルなどをどう摂取するか
4.1〜3を踏まえた継続できる食事習慣を考える

の全4回を取り上げていきたいと思っています。

これまで「エネルギー(カロリー)の確保」「タンパク質の確保」についてお話ししてきました。

記事は#2 野球選手に必要なエネルギー量(カロリー摂取量)を知ろう#3 必要なタンパク質量を知ろうを読んでいる前提で書いていますので、まだ読まれていない方は先にこれら2つの記事を読んでいただきたいと思います。

さて、今回は第3回。「ビタミン・ミネラル」のお話です。

「栄養管理」と聞くと、多くの人が真っ先に思い浮かべるのがこれじゃないでしょうか?

「野菜をたくさん食べなきゃ」

「バランスの良い食事を作らなきゃ」

​でも、はっきり言います。

野球選手に必要なビタミン・ミネラルを、毎日の食事だけで完璧に摂取するのは「難易度が高すぎ」ます。

​今回は、あえて「サプリメントを前提にする」という、現実的で継続可能な戦略についてお話しします。

​1. 野球選手は「一般人よりも」栄養が足りていない

​まず大前提として、一般の人でもビタミン・ミネラルは不足しがちと言われています。

では、野球選手はどうでしょうか?

​答えは、「もっと足りていない可能性が高い」です。

​激しい練習でエネルギーを消費し、筋肉を修復し、汗でミネラルを流出させる。

野球選手は、ただ生きているだけの人よりも、はるかに多くの「(ビタミン・ミネラル)」を必要としています。

​2. 食事で完璧を目指すと「食事が嫌い」になる

​「じゃあ、野菜や海藻を今の倍食べよう!」

教科書的にはそれが正解です。でも、現場ではどうでしょう?

​「今日の献立、ビタミンB1が足りないから豚肉にして、マグネシウムのために海藻サラダをつけて、ビタミンCのために食後にフルーツを剥いて…」

これを毎日、仕事や家事の合間に続けられますか?

給食センターのような管理を家庭に求めるのは、正直酷です。

​それに、野菜は季節や土壌によって栄養価がバラバラ。

一生懸命作っても、子供が「野菜嫌だ」と残したら、親のストレスは爆発しますよね。

食事は本来、楽しくあるべきだと思っています。

「栄養のために無理やり詰め込む時間」にしては継続性はないと思います。

​だからこそ、ここで提案したいのが「ハイブリッド・アプローチ」です。

​エネルギーとタンパク質(米と肉・魚)は食事で摂る。

その代わり、管理が難しいビタミン・ミネラルは「サプリメント(栄養補助食品)」に頼る。

​これを「手抜き」ではなく「戦略」と捉えてみてはどうでしょうか?

​3. 「ベースサプリ」で80点の土台を作る

​具体的にどうすればいいのか。

年代別に、おすすめの「サプリメント活用法」を紹介します。

​【小学生・中学生(ジュニア期)】

​この時期の子に、いきなり「錠剤を飲め」というのはハードルが高いですよね。

おすすめなのは、「美味しく飲めるもの」を活用することです。

  • ジュニアプロテイン: 「プロテイン=筋肉」と思われがちですが、ジュニア用は「不足しがちな栄養素(カルシウム、鉄、ビタミン群)」を強化配合しているものがほとんどです。
  • ミロ、セノビック、栄養強化シリアル :朝食の牛乳に混ぜたり、おやつにシリアルを食べたり。これらも立派な「栄養補助食品」です。

​これらを1日1回取り入れるだけで、栄養のベースラインはグッと上がります。

「今日、野菜少なかったな…」と罪悪感を持つ必要がなくなります。

​【高校生・大学生・大人】

​体ができあがってきたら、効率重視でいきましょう。

おすすめは「マルチビタミン&ミネラル(MVM)」の錠剤です。

​ドラッグストアで売っているもので構いません。

僕自身も、大塚製薬の「ネイチャーメイド」のような、どこでも手に入るベースサプリを活用しています。

​これだけで、ビタミンB群(エネルギー代謝)やビタミンC(コンディション維持)といった、野球選手に不可欠な栄養素を底上げできます。

​補足:プロテインとの併用はOK?

​高校生以上だと「プロテインも飲んでいる」という選手が多いと思います。

プロテインにもいろいろ種類がありますが、基本的に「タンパク質だけ(ビタミンが含まれていないもの)」のプロテインであれば、このマルチビタミン&ミネラルと併用しても全く問題ありません。成分が被らないからです。

​むしろ、「プロテインでタンパク質を確保」+「錠剤でビタミンを確保」という組み合わせは、それぞれの量を調整しやすいのでおすすめです。

私自身「プロテインでタンパク質を確保」+「錠剤でビタミンを確保」という戦略をとっています。

​4. サプリメント選びの注意点:「1種類」に絞ろう

​「サプリがいいなら、あれもこれも飲もう!」

これはNGです。特にジュニア期は注意が必要です。

​サプリメントで一番怖いのは「過剰摂取」だと思われるかもしれませんが、普通の食事にプラスしてサプリを1種類飲む程度なら、過剰摂取になることはまずありません。

現代人はそれくらい「足りていない」からです。

​ただし、

「ジュニアプロテインを飲んで」

「さらにマルチビタミンの錠剤も飲んで」

「カルシウムグミも食べて」

「鉄分ドリンクも飲む」

…ここまでやると、特定の栄養素が重複して上限を超えてしまうリスクが出てきます(あと、お金もかかりますし、続きません)。

​だから、マイルールを決めましょう。

「ベースとなるサプリは1種類に絞る」

​ジュニアプロテインならそれだけ。

マルチビタミンならそれだけ。

​追加していいのは「明確な理由」がある時だけ

​基本は1種類で十分ですが、例外もあります。

「医師から貧血気味と言われた」

あるいは、「自分で栄養のことを学ぶにつれて、自分には特にこの栄養素が足りていないことが明確になった」

という場合です。

​大事なのは「なんとなく不安だから全部飲む」のではなく、「自分にはこれが必要だ」と理解して選ぶこと。

そこまで知識がついた段階になれば、ベースサプリにプラスして、個別の栄養素を組み合わせるのもOKです。

​5. まとめ:完璧じゃなくていい、継続がすべて

​食事で100点を目指して3日で挫折するより、サプリを借りて80点を1年間続ける方が、間違いなく体は変わります。

​エネルギー(米)とタンパク質(肉・魚)は、食事でしっかり食べる。

細かい調整(ビタミン・ミネラル)は、便利なアイテムに頼る。

​この割り切りができれば、食事の準備も気持ちもすごく楽になります。

空いた時間や心の余裕を、子供とのコミュニケーションや、野球の練習に使いましょう。

それこそが、一番のパフォーマンスアップにつながるはずです。

​次回は、これまでの「エネルギー」「タンパク質」「ビタミン・ミネラル」を総括して、今日からできる「食事の大原則(まとめ編)」をお届けします。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

何を始めるのにも遅すぎるということはありません。

成長(grow)するために行動(activity)を起こしていきましょう。―Grovity Baseball―

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